Subversionインストール手順
はじめまして。インフラ系志望のCと申します。
簡単な自己紹介を致します。
私Cは、入社9ヶ月になる新人です。
入社後は「Windows系」「Linux系」の構築やドキュメント作成や資格取得を目指して学習行っております。
現在は「LPIC」取得を目指して、日々学習中です。
本日から「スタッフblog」を書いていきますので、
どうぞよろしくお願いします。
今回はLinuxの学習する際に、導入した「Subversionインストール手順」についてご紹介します。
「Subversion」がわからない方はこちらのURLを参照してください。
http://e-words.jp/w/SVN.html
簡単に言いますとソースプログラムやデータを複数の開発者で共有ができるソフトです。
さて、「Subversionインストール手順」を行う前に前提条件があります。
・環境はCentOS6.5で行うこと。
・インターネットに接続済みであること。
・SELinuxが自動起動無効と動作無効であること。
・ntpの自動起動と適切なntpサーバであること。
・httpdの自動起動が設定済みであること。
※上記の環境ではない場合、動作が異なる場合があります。
(1)から(6)と順に手順が記載されております。
(1)Subversionのインストール
「Subversion」のインストールを行います。
以下のコマンドを入力します。
完了しました!
[xxxx@centos /]]#
「完了しました!」が表示されれば、インストール完了です。
問題がなければ次へ
(2)Subversionの設定
インストールだけでは動作しないので、リポジトリの保管場所を作成します。
「リポジトリ」がわからない方は下記のURLを参照してください。
http://e-words.jp/w/E383AAE3839DE382B8E38388E383AA.html
ディレクトリ名は「svn」とします。
以下のコマンドを入力します。
[xxxx@centos www]# mkdir svn
[xxxx@centos www]# ls
cgi-bin error html icons svn
問題がなければ次へ
(3)リポジトリを作成します。
リポジトリ作成とディレクトリの所有者とグループをApacheに変更します。
以下のコマンドを入力します。
※「リポジトリ名」は任意の名前を使用してください。
[xxxx@centos /]# ls /var/www/svn
リポジトリ名
[xxxx@centos5 /]# chown -R apache:apache /var/www/svn/リポジトリ名
所有者の確認を行います。
[xxxx@centos /]# ls -l /var/www/svn/合計 X
drwxr-xr-x 7 apache apache 4096 XX月 X XX:XX 20XX リポジトリ名
[xxxx@centos /]#
問題がなければ次へ
(4)プラグインのインストールと設定
ApacheとSubversionの連携プラグインをインストールします。
以下のコマンドを入力します。
XXXX 省略 XXXX
mod_dav_svn.x86_64 0:1.6.11-10.el6_5
完了しました!
[xxxx@centos /]#
「完了しました!」が表示されれば、インストール完了です。
設定を行うため、ファイルを編集します。
・ファイル名パス「/etc/httpd/conf.d/subversion.conf」
下記のように編集を行います。
編集前
#<Location /repos>
#DAV svn
#SVNParentPath /var/www/svn
XXX省略XXX
# </LimitExcept>
#</Location>
↓
編集後
<Location /repos>
DAV svn
SVNParentPath /var/www/svn
XXX省略XXX
# </LimitExcept>
</Location>
問題がなければ次へ
(5)Apacheデーモン再起動
(4)の設定を反映するために再起動を行います。
以下のコマンドを入力します。
XXXX省略XXXX
using 127.0.0.1 for ServerName
[ OK ][xxxx@centos /]#
問題なければ次へ
(6)Subversionの動作確認
任意の端末のブラウザで、「http://サーバーのIPアドレス/repos/リポジトリ名」を入力します。
問題なくアクセスできれば、ApacheとSubversionが連携している状態です。
以上で、「Subversionのインストール手順」です。
いかがでしょうか。
もし、複数人数で作業されている方で、共有したものがある場合一つの技術メモとしてご利用いただければと思います。