iPhoneアプリ64bit対応方法

どうも、開発部のMです。

いつのまにやら今年ももうすぐ終わりですね。
今年はiPhone6の発売や新開発言語Swiftの発表、AppExtensionの追加など
例年に比べて変化が大きい年だったように思います。

来年にはAppleWatchの発売も控えていますし、今年できる事や反省点なんかは
今年のうちに片付けて、気持ちよく来年を迎えたいところです。

今年あったことを整理していたら10月にこんなニュースもありましたね。


来年2月以降にアップロードされるアプリは64bit対応が必須になるため、
現在リリースしているアプリも64bitへの対応が必要になります。
https://developer.apple.com/news/?id=10202014a

ということで、今回は来年に備えてアプリの64bit対応方法についてご紹介します。
今年も残り少ないですが忘れて期限を迎えることのないよう対応しておきましょう。

【対応策】
projectの対象アプリのTargetから
Build Settings→Valid Architecturesの項目に「arm64」を追加する。

対応内容としては項目に追加するだけですが、
ビルドされていないFrameworkが含まれているとビルドエラーが出るので
Frameworkの64bit対応も必要になるかと思います。

Frameworkの64bit対応はソースコードが公開されていれば
上記の対策を行ってFrameworkを作成して既存のFrameworkを更新しましょう。
ソースが公開されていない場合は64bitの対応されたFrameworkが
公開されるのを待つ必要があるので場合によっては別のFrameworkで
改めて実装し直すなどの注意が必要です。